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2008年6月20日 (金)

設計事務所の役割

設計事務所に頼むと高くつくから、抜きにして工務店に直接依頼したい・・・catface という方が結構います。

それはそれで、別にいいんですが、設計事務所の存在意義をPRしなければ、我々の仕事は減ってきます。

なぜ、我々はこの仕事が成り立つのか?・・(実は、経済的にはとても厳しいのだが・・)
事務所を訪ねてこられるほとんどの方が、ハウスメーカーの住宅展示場へ見に行った経験があります。
そこで、ちょっと違うかな?・・とか、こういう家で暮らすのがいいのかな?・・などの疑問と、工業製品ではなく自然素材を活用したい・・などと思う方が僕の事務所のようなところを気にしだします。
デザイン性を重視した方は、ネットコンペなどに参加する方も多いようでが・・・

設計事務所の存在意義は、施主から依頼を受ける・・ということで、施主ために働き、代理人として工事の監理もします。
第三者と云うより、施主の代わりとなり、検査や状況を確認します。
最初から工務店を疑って掛かるような心配性な、または猜疑心強い施主もいるようですが、そんな方には、設計事務所がいたら安心です。
でも、そういう方は、設計事務所にも信頼が置けなくなるんだろうなー・・・
まあ、誰に頼むにしても、まず、信頼をおいて依頼するべきですが。

設計においては、「あなた方家族のための家」・・を提案します。
考え方を、暮らし方を、趣味を・・デザインすることが基本設計です。
とても大切な基本設計には多くの時間を掛けます。

家づくりで、コミュニケーションの時間が増え、思いやりや絆が再確認できる時でもあります。
しかがって、この大切な時間をできるだけ省こうとするような、営業主導タイプの営業マンでは役不足だと思います。
また、現代の多様化した社会では、家はたんなる「入れ物」ではいられない時代になりました。
癒しや安らぎを持てる空間を造るには、昔ながらの腕の良い工務店も少し役不足とも云えます。

だから、設計と施工を分業化すれば、「餅は餅屋」として、それぞれの分野を発揮できるはずです。

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